にっぽんマルシェ通信
超低糖度 完熟 無添加
フルーツの旨さを最大限に生かすジャムを求めたら、こうなりました
紅ほっぺ あき姫 ブルーベリー プルーン いちじく
南信州 標高700 m の果樹園。南アルプスの山々を見晴らすこの地は、全国屈指のフルーツ産地。山の傾斜にそって幾つもの農園が広がっている。
「うちの果実は、日本一」。そう胸を張る農家がひしめくけれど、実は皆、悩みを抱えている。1番うまい自慢の品をお客さんに食べてもらえないのだ。
どういうことか? フルーツが1番おいしいのは、完熟した(むしろピークを少し過ぎる)とき。触れれば皮がやぶれるほど熟した実はおいしい。でもそれは、傷むリスクと紙一重。輸送に耐えられない。日持ちしないからスーパーでは嫌われる。結果、早もぎする。
「本当は、もっとおいしいのに…」 そんな想いを抱えている。
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ちょっとでもキズがつくと正品にならないから、検品でハネた品は自家用か、廃棄するしかなかった。ところがそこへ救世主が現れた。阿智村で 治部坂高原ジャム工房 を営む 店長・山木保彦さんだ。
「山木さんがいてくれて、僕らは本当に助かっています。」 そう話すのは、南信州・松川町の果樹農家 熊谷拓也さん。東京オリンピック選手村へも食材提供が可能になるJGAP認証をクリアーするほど品質管理を徹底し、有機農法を追求する篤農家だ (化学肥料・除草剤・ポストハーベスト一切なし!)
農薬を減らし、熟度を追求すればするほど、キズ果は増える。誰よりおいしい果実をつくりたいけど、廃棄するのは忍びない。そんな葛藤を抱えていた熊谷さんに山木さんが提案した。
「これほどおいしいフルーツがあるのに、お客様に届けられないのはもったいない。それを使ってジャムにしよう!」 逆転の発想が吉と出た。 樹上でギリギリまで完熟させるから、余計な砂糖はいらない。素材に自信があるから、フルーツの風味だけで勝負できる。 超低糖度 完熟 無添加ジャム が誕生 した。
ジャム工房へプルーンといちじくを提供する大洞農園の大洞直保さん・昌子さん夫婦(左・中央)と山木店長。後ろは桝井ドーフィン(いちじく)の樹。
治部坂高原ジャム工房・山木さんらのこだわりは、食べる前から伺い知れる。たとえば、ジャムの定番・イチゴ。「紅ほっぺ」と「あき姫」の2種類ある。
農家さんは、それぞれ理由があって品種を選び、育てている。その品種は今、市場に出回るだけでも10種以上。それらをまとめて「いちごジャム」にすれば、効率よく、作業も楽だ。でもそうすると、個性の違いも、農家のこだわりも消える。
「紅ほっぺ」は自己主張が強い、ちょっとわがままなお嬢さま。「あき姫」は上品で、周りへの気配りもしっかりするお姫さま。どちらがいいかは、お客さんに選んで頂こう。そう決めて、手間はかかるけど2種類を分けることにした。
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一方「いちじくジャム」では、3種類のいちじくをあえて1つのジャムにする。
「バナーネと桝井ドーフィン、それにスイベル・アイダー・ブラック。3品種それぞれ特徴がありますが、いちじくの場合は、1種類だけだと味が淡白になるんです。3種類あって初めてバツグンのおいしさを発揮する」。山木さんが教えてくれた。
なんでも、1種類(どの品種かは企業秘密!)は本当にちょっと加えるだけらしい。それがジャムの完成度をまるで別物にする。見えないところまで、本当にこだわり抜いている。
「イチジクって、こんなにおいしかったんだ!」と驚く「いちじくジャム」(右) と ジャム工房 年間売上 No.1 「ブルーベリージャム」(左)
南信州のたくさんの果樹農家の中でも「この人こそ!」と見定めた腕利き農家から、直接果実を譲り受けてジャムにする。
素材に自信があるから、余計なものは足さない。いらぬ要素を引いていく「引き算のジャム」。結果、砂糖を極限まで減らした 超低糖度 完熟 無添加 ジャムが完成した。
ジャムは各地に多々あれど、ここまでシンプルに、素材と向きあったジャムはそうはお目にかかれません。果実の旨さを味わうためのジャム。オススメです。
「ふじリンゴ」ジャム
「キウイ」ジャム
【完売御礼】 「紅玉りんご」ジャム
糖類0ゼロ|還元麦芽糖 ラ・フランス(洋梨)ジャム
「ピンクレディー」 りんごジャム
「ピンクレディー チーズクリーム」
【完売御礼】 「紅ほっぺ」(いちご)ジャム
「あき姫」(いちご)ジャム
【完売御礼】 「ブルーベリー」ジャム
「プルーン」ジャム
【完売御礼】 「いちじく」ジャム
【完売御礼】 「とうもろこし」バター
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