瀬戸内海の中央に浮かぶ「青いレモンの島」岩城島については、これまで何度かご紹介しましたが、誰もがビックリする品をまたも見つけてしまいました。
なんと、皮ごと食べられる甘いレモン「スイートレモン」。さらには、見かけはオレンジそのもの、中身はれっきとしたレモンの「姫レモン」です。
あらゆるものがレモンにつながる岩城島。(左上から時計回りに)「青いレモンの島」の提唱者・脇義富さん、レモンポークを育てる松浦農場の松浦史拓さん、レモン鯛をつくる浦安水産・浦安元太さん、レモン懐石をふるまう農家レストラン『でべそおばちゃんの店』の面々。
「スイートレモン」は、その名のとおり甘い(スイートな)レモンです。島内にも育てているのは、わずか1人。日本中を見わたしても、おそらく5人といないでしょう。
オレンジとかけ合わた甘いレモンには、他にレモネードやマイヤーレモンなどがあり、それらは築地/豊洲や大田市場などにも出回っています。いずれも皮をむいて中身を食べる柑橘に近いもの。
この「スイートレモン」が凄いのは、皮が非常に薄いので皮と果肉を丸ごと食べられること!
レモンにはビタミンCの他、疲労回復に良いとされるクエン酸が豊富に含まれますが、果皮にこそポリフェノールやリモネンといった機能性成分が含まれます。
皮をむいて果肉だけを食べると、それら成分を捨てることになる。その点「スイートレモン」なら、栄養とおいしさを丸ごと食べられるので理想的です。
スイートといっても、あくまでも「レモン」ですから、ミカンやデコポンのような甘さではありません。すっぱさの中にほんのり甘さがある爽快な風味で、暖かくなるこれからの季節にピッタリです。
一方の「姫レモン」は、姫という愛くるしい名前と裏腹に、ガツン! と酸味が効いています。柑橘のつもりでそのまま食べたら、痛い目にあいます。
その特徴は、まるで山椒のような独特な香りです。地元ではこの風味を楽しむために、刻んでサラダに混ぜたり、カクテルやサワーなどのお酒に合わせることが多いです。
エスニック系の料理にも良さそう。スイートレモン同様、岩城島ではすべてのレモンを防腐剤・ワックス無しで栽培・管理するので、安心して料理できるのも嬉しいポイントです。 ※ 無化学農薬栽培のため、表皮に多少キズやシミがあります
ゴルフボール程の小ぶりな可愛らしいサイズですが、中身はしっかり主張する。個性派レモン、それが「姫レモン」です。
※ いずれも超希少種のため、売り切れの際はご容赦ください。
特産レモンを使った「レモンバター(レモンカード)」&「青と黄色のマーマレード」も好評です(レモンと同梱可能)